大学へ行く

子どもの元気をなくさせて

そうした経験をさせることが、ものを買うときには慎重でなければならず、見通しを立てなければいけないという自覚を育てます。ものを大切にするしつけの中でも、待たせるということの重要性を充分に知っていただきたいと思いますものを大切にする余り、友達に貸さないようでは困ります。ただし、二、三歳の頃は所有の観念が発達してきますから、よその子どもが遊びに来ても、決して貸そうとしないでしょうが、それでよいのです。しかし、三歳前後から、友達が遊びに来たときには、自分の玩具を貸してあげ、それを使ってともに遊ぶことを楽しむような面が次第に多くなってきます。それでも、自分で大切にしている玩具には、ケチな面を現すでしょう。さらに年齢が高くなりますと、友達とともに遊ぶことのできる玩具や遊具を買ってほしいというようになるものです。
ところが、いつまでも、ものの方を大切にし、友達との遊びの仲間に入れない子どもがあります。それには二つの原因があります。

母親の奥ゆかしさにふれて心豊かに育つのです。子どもに見本を見せていけばいいのです。一つは、ものを大切にすることの方を強く教え込んだ場合ですが、もう一つは、両親から溺愛をされているために、友達と遊ぶ際に生ずるトラブルや思い通りにならない状態を嫌い、家の中に引き籠りがちになってしまった場合です。このようにして友達作りのできなかった子どもは、思春期以後になって孤独なために、登校拒否や神経症になることがしばしばです。
ですから、ものを大切にすることを教えるよりも、友達との遊びを大切にすることを優先させる必要があります。友達との遊びが活発になりますと、どうしても玩具などは、壊れることが多くなります。せっかく買い与えた玩具だと思うと、それらが壊されると、腹を立てたくもなるものですが、そこはがまんのポイントです。とにかく、友達と活発に遊んでいることの方に重点をおいて、決して子どもを責めないようにしたいものです以上のような問題をふまえた上で、整理箱を与えるとか、木箱に模様をつけてあげるとか、子どもに手伝わせたりして、技術的な整理の方法を少しずつ教えてほしいのですときには子どもに不自由をさせるお小遣いを与えることの意義は、金銭教育を通じて、人格形成によい影響を与えることがあるということを
魔性にあります。

 

大学受験の一般科目を履習する普通科コースが標準

この際、昔から言われてきたように、考えておく必要があるということです。
お金には魔性とは、人格形成にゆがみを与えることです。昔から、三代目は滅ぶ!と言われたのもこのお金に関係があるのです。一代目は苦労に苦労を重ねて財産とか社会的地位を築き上げ、親の苦労を知っている二代目はそれらを守り抜くことができたけれども、三代目は苦労もせずに財産の上にぬくぬくと育ったことで、精神的な虚弱性の持ち主となり、お金の有難さも知らずに、それを使い尽して滅んでしまうことを意味していると、私は考えています
ちょうど三十年ほど前に、カナダとアメリカの日系人を次々とお訪ねしたことがあります。学校などへ行けば日系人には、一世,二世ともに犯罪や非行が全く現れなかったことから、その当時終戦前は、日本民族の優秀性などと言われていたのです。ところが、三世や四世になるとそのイメージは消えて、いろいろな問題が現れ始めました。それが問題になっているときに私どもは訪問をしたことになります。
三世や四世に犯罪や非行の多くなったことの原因にはいくつかのものが挙げられましょうがその一つに、三代目は滅ぶ!という諺が当てはまります。一世は、実に苦労を重ねながら、子どもを勉強させ、学校を出しました。そして、二世の代になって、財産を安定させたりふやしたり、高い社会的地位につく者の数もふえました。親の苦労を見てきていますから、心を引き締めるものがあったのです。
ことわざところが、親の社会的地位も向上し、財産もできた中で、苦労なく育ったのが三世や四世です。

    1. 経験的に知っているからである。
    1. 母さんもいました。
    1. 先生のところに私が伺う

しつけ革命を進めていきたいと思うのです。

苦労をしない-ということが、どこかに精神的な虚弱性を作ってしまい、それが、以前にはなかったような問題を起こすようになった一因であることは、充分に考えられることです日本も、明治以来を振り返ってみますと、終戦前までは一代目の時代であったと考えることができます。経済的には貧乏な国でありましたので、努力に努力を重ねて国威をあげることができたと思います。しかし敗戦と終戦。しかし、二代目は見事に経済的な立ち直りを見せて、経済大国になったのです。もちろん、その立ち直り方にはたくさんの矛盾や無理があり、それらが今後どのように処理されるかには大きな不安もありますが、それ以Eの不安は、三代目となるはずの子どもたちに、いろいろな意味での精神的な虚弱性が現れていることです。
育てたのにどうしてこんなに違う

先生に言います

その大きな原因に、子どもには不自由をさせたくないという親がふえて、物質的な面でもお小遣いの面でも、膨張しているばかりでなく、非常にぜいたくになっているのですそのことは、デパートなどで子どもに関係する用品を売っている売場を見ればすぐにわかります。玩具売場にしても、学用品の売場にしても、子ども用の家具の売場などにしても目を見張るものが並んでいます。また、とくに幼児向きのものが多いのですが、絵本、CD、その他、頭のよい子に育つとか、情操をゆたかにするとかの名目で、大がかりな宣伝がされています。


子どもに見本を見せていけばいいのです。 教育から始めるべきだと思うんです。 子どものままがいいな大人になんてなりたくない