経験をさせましょう。

子どもが多かったのです。

電気釜でしたがご飯を炊き、味噌汁を作って、朝の仕度は上手にやりました。学校から帰っての電話の受け答えも上手でしたから、近所の人々からもほめられました。小学校三年の頃には、両親がおそく帰宅するような日には、両親の布団を敷き、その枕元にお茶の用意までするようになっていましたし、弟や妹の世話をよくし、自分の布団に入れて添い寝などして、両親の帰りを待っていることがあったそうです。やらせれば、このように能力があるのが子どもです。
しかし、これは行き過ぎでした。子どもらしい遊びを実現する時間がなかったのですすでに、大人を縮小したような子どもになっていました。それは、まさに抑圧された姿であったのです。それが、六年になって大きな爆発を起こしました。身体症状が現れましたが、それは気の病心身症でした。両親やきょうだいに暴力を用いました。一時はたいへんな状態になりましたが、私は母親と協力して、もう一度、幼い子どもに対する養育からやり直す部分を作り、いっしょに人形遊びをしたり、風呂でからだを洗い流してあげたりした結果、どんどんと状態がよくなりました。
母さんこそ全然素直じゃないんだ

やまい子どもの年齢からみて重荷となるようなお手伝いも、子どもらしい活動を抑圧してしまいますが、お手伝いが少ないと責任感や労働意欲が養われません。そこで、年齢にふさわしいお手伝いをどのような種類のものにしたらよいかについては、両親で充分に相談し合ってほしいのです。
お手伝いには、お金を払うことを考える必要はありません。一家の運営のために大切な役割をになわせるわけですから、お金を与える必要はないはずです。もしお金を与えていますと、お金をくれなければ働かない-というように、労資関係のようになってしまいます。これでは、家庭という共同体の運営-という意味からは外れてしまいます。しかし、両親の喜びと感謝を現す意味で、頃を見計らって、日頃子どもが欲しがっているものをプレゼントしたり、多少まとまったお金を与えることも、子どもに対する励みとなるものです。

しつけが大きいのです。

  • 子どもを怒鳴りつける前
  • 教育ということになります。
  • 体験の場がなければ


学校へ前から大人たちはあ


母乳語的要素が不当に介入する。

子ども部屋は勉強部屋ではない近頃の家庭では、子ども部屋を与えることが多くなっています。では、何のために子ども部屋を与えるのでしょうか。欧米では、かなり幼い頃から子ども部屋を与える習慣がぁります。早いときには、1歳未満の子どもを子ども部屋に寝かせていますが、多くは11三歳の頃でしょう。それは、夫婦の生活を子どもから守る意味があるといってもよいでしょう。子どもが、両親の部屋寝室に無断で入っただけで叱られることもあるのです。
もちろん、このことが望ましいというわけではありません。早くから子どもを両親から離すことによって、子どもには不安が強くなり、睡眠障害が多くなります。
ピアノの防音効果

子どもに伝えましょう一つ一つにはちゃ

わが国ではさらに火災や地震の心配もあるので、幼児期には両親の部屋でいっしょに寝ることが望ましいのです子ども部屋は、むしろ、日中にそこで干渉を受けずに遊ぶことのできる空間として与えるものですし、空間的な制限を教えること、すなわち、子ども部屋では散らかしたりすることが認められるけれども、そのほかの場所ではそれが許されないということを教える意味もあります学齢期になって子ども部屋を与える家庭が多いのですが、子ども部屋を与えることの意味が、ひたすら勉強してもらうことにあるのではないでしょうか。学校から帰ったら、あるいは夕飯がすんだら、そこに籠ってどんどん勉強することを期待して、勉強部屋という意味で与えることが多いのです。
その結果、その部屋のすべての掃除を、お母さんがしてしまっている家庭が少なくありません。さらには、子どもが勉強しやすいように、本棚や机の上の整理までしてしまっているお母さんが少なくありません。その上、子どもが五、六年生になって私立の中学校の受験などが始まると、そこへコーヒーや菓子を持っていくなど、サービスにつとめている哀れな母親もあるほどです。


先生も流行に遅れたくないから似たことをした。

母がなくては愛することはできない

子ども部屋を与えることの意義は、子どもが自分なりに自由になる空間を確保してあげるという意味のほかに、その部屋を子どもが管理することによって、自発的な管理能力を伸ばすとともに、独立心を養うことにあるのです。ですから、子どもの年齢に応じて、部屋の掃除や整理整頓は、子どもにまかせるようにします。その際には、口やかましく言うのではなく、子どもにまかせて黙って見ているという態度が大切なのです。手を貸すことはもちろんのこと、口をも出さないのです。それによって、子どもがきちっと部屋の管理をするようになれば、お母さんも満足でしょう。
母さんこそ全然素直じゃないんだ


子供の精神をもっとも安定させ何よりの情操

ところが、母親が手を貸したり口を出すことをやめますと、その途端にだらしなくなってしまうことがしばしばです。そのような子どもは、
自立の技能をもってはいても、自発的な行動としての自立の精神は養われていないのです。
子ども部屋には、埃や紙屑が散らばり、本などもあっちこっちにおかれ、足の踏み場もないという状態に陥ることがあります。それをじっと見ていられないのが母親で、ときには父親がそれを気にして子どもを叱ったりすることがありますが、口を出さない両親になってほしいのです。とくにおかあさんにとっては無言の行ともいうべき努力が必要になりますがまん強く、自発性が現れるまで待っていますと、思いついたように掃除機を持ち出してきて、いわゆる節句働きをするようになります。